今更聞けない「バズる」の使い方と語源について。

バズるの意味と由来

「バズっちゃうね〜そうそう。うんうん。」と知ったかぶりしている方はいらっしゃいませんか?会話の中で時折、耳にする「バズる」「バズった」ですが、
果たしてその意味は!?今更恥ずかしくて人に聞けない!そんな人の為に詳しく解説します。
では最初にわかりやすく、実際の使用例を見てみましょう。

Twitterから見る「バズる」の使用例

Twitter使用例:自撮りより愚痴の方がバズる

自撮りしたかわいい自分の写真をツイッターに載せるより、何気なく呟いた愚痴ツイートの方が何倍もバズるらしいですね。やっぱり、世間はゴシップを求めているということなんでしょうね。
このように「バズる」とは「拡散する」ということです。インターネット界では、大勢の人の目に触れるようになる。ということを「バズる」と言います。

実際に「バズった」例

バズった例1:Twitter:いらすとやの水を吐くフグのイラスト

水を吐くフグのイラスト

こちらのいらすとやさんのツイートですが、そのリツイート数は5万件を超えています。
「いらすとや」は商用無料で使用出来るイラスト素材屋さんですが、こちらのイラストがアップされたと同時に「何に使うんだよ!」と盛り上がりました。こんなイラスト何故書いたのか?しかし、実は元ネタがあったのです。東京新聞【親子で学ぶぅ】の「無毒のフグ 温泉水ですくすく」という記事です。
岩手県の会社が温泉水を使ってトラフグを育てているという記事です。そしてこの温泉フグが口から勢いよく水を吐き出す動画が話題になりました。その話題をいち早くイラスト化したのです。

こちらがその動画です。
勢いよく水を吐き出す様子はインパクトありますね。
話題の事柄をいち早くパロディ化する。バズる要素が詰まっていたのですね。

バズった例2:「大迫半端ないって」

記憶に新しい2018年FIFAワールドカップ、ロシア大会にて、大迫選手がチームの勝利を牽引する大活躍をしました。下馬評はあまり良くなかった大迫の活躍に日本は沸きました。

その際に話題となったのがこの映像です。

大迫は、2008年に行われた全国高校サッカー選手権大会で大会歴代最多得点となる10ゴールを記録しました。この時に、準々決勝で大迫の所属する鹿児島城西高校に敗れた滝川第二高校の主将、中西隆裕が試合後のロッカーでのインタビューで涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら「大迫はんぱないって・・」と話したのがこの映像です。サッカーファンの間では、前々から話題になっていたこの映像ですが、このワールドカップの活躍で、ツイッターなどのSNSでバズり、一気に全国区になったのでした。多くの方がニュースなどでも目にしているかと思います。

バズった例3:サントリー「わっしょいジャパン」(ペプシJコーラ)

2018年のペプシコーラのプロモーション映像です。
石川さゆりさんの歌、話題のゆるキャラ「にゃんごすたー」の激しいドラムソロなど、和と祭をテーマにしたかっこいいミクスチャーテイストの「ソーラン節」のCMが公開され、話題になりました。
※CM動画は現在は終了してます。

こちら、CMの曲と「Tik Tok」という10代に人気の動画アプリを連動させたことが、バズる起爆剤となりました。
このように「バズらせる」ことは企業のプロモーションには欠かせません。どうのようにしてバズらせるか、新しいメディアやSNSを使っていかにユーザーを巻き込むかが肝になってくるのです。

おまけ:ちなみに、これではありません。

「バズる」をトイストーリーの「バズライトイヤーの真似をすること」と勘違いしている人はいませんか?違いますのでご注意下さい。

意味と由来

上記にあげた例を見てもわかるように、「主に、Twitter、Instagram、Facebookなどのネット上で爆発的に話題になる」ことが「バズる」です。

バズるとは
・短期間で爆発的に話題が広がること。
・主にインターネット、SNS(ソーシャルメディアサービス)を通じて爆発的に広まる(シェアされる)こと。
・口コミで一気に話題になること。

語源
・「バズ(buzz)」は、英語で蜂が飛ぶ、飛び回る、「ぶんぶん」という羽音の事。
激しく動き回る。1箇所に大量のハチが集まる様子から、人がわいわいガヤガヤと噂する様子、情報が爆発的に拡散するという意味合いを持たせているようです。

歴史

実は、「バズる」は、IT業界で「バズマーケティング」というマーケティング用語として使用されていました。人に話したくなるような強い印象を与えて、口コミで自社の商品、サービスを広めて、購買や認知につなげようという手法です。口コミマーケティングとも言われ、企業側からの自作自演の宣伝よりも、消費者間の情報伝達の方がより信憑性と親近感を与える事ができ、とても有効で効果的なマーケティング手法と言えます。インターネット上のみならず、テレビCMや街頭パフォーマンス、デモンストレーションといったリアルの世界で行われるものもバズマーケティングと言います。

では、いつごろからこの言葉が流行り始めたのか。「バズマーケティング」という言葉は少なくとも2008年頃から使われ初めているようです。そして「バズる」という言葉が使われはじめた時期は2012年頃からの様です。その辺りからじわじわと使われはじめ、今では、当たり前の様に使われていますよね。「Buzztter」というTwitterでトレンドの話題を表示するサービスもあります。

「バズる」と「炎上」の違い

この「バズる」は、「ネット上で発言や話題が爆発的に拡散する」という意味ですが、「炎上」も「ネット上で発言や話題が爆発的に拡散する」ものです。ただ、この2つの違いは、「バズる」は、この記事いいね!と好意的な意味で拡散することを言い、「炎上」は、批判や嫌悪感によって話題が広がることを言います。わざと炎上するような発言をして注目を集める「炎上商法」という言葉もありますね。良い注目が「バズる」。悪い注目が「炎上」と覚えておいてください。

・使用例
「今、友達の投稿めっちゃバズってる」
「バズらせたくて、投稿したのに、全然バズらない」

まとめ

「バズる」について深く掘り下げてみましたがいかがでしたか?しっかりと意味を理解していれば使用することも出来るかと思います。逆に、この言葉は意味を知らずにうかつに使ってしまうと恥をかいてしまうかもしれませんので、注意点など知識として頭に入れておきたいところです。何事もそうですが、面白おかしくユーモアを交えて使いたいものですね。

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