簡単に画像化された文字をテキスト化する方法

手書き原稿の文字をテキストデータ化しなければならない・・・。
資料データの文字はアウトライン化されている・・・。
原稿を読んで手打ちしなければ・・・。
なんて、面倒くさいこと、していませんか？

実は、専用のソフトを買わなくても、誰でも簡単に文字データを抽出出来る方法があるのです。
今回は、画像化されているデータ（または、手書き文字）からの文字を抽出する便利な方法をお伝えします。
これで、業務の効率化が図れますよ。

最強！Googleドライブの文字抽出機能

グーグルドライブを利用したことありますでしょうか？こちら大変便利なので、もしまだ利用していない方は是非使ってみてください。

GoogleドライブはGoogleのオンライン（クラウド）ストレージで、Googleアカウントを登録すれば誰でも無料で利用できます。

このストレージには、PDFファイル、wordの様なテキストドキュメント（googleドキュメント）、excelの様な表計算ドキュメント（googleすプレットシート）、画像、動画をクラウド上で保存、ユーザーと共有することも可能です。

この「グーグルドライブ」上で文字を抽出したい画像データを読み込ませると、「グーグルドキュメント」というファイルのデータとして抽出されます。

そして、このグーグルドキュメントのファイルですが、オンライン上で編集が出来き、保存ボタンを押さなくてもリアルタイムで内容が保存されていきます。そして、間違えて消してしまった時なども、過去のデータを容易に読み込むことが出来て、とても便利なオンラインツールなのです！

初期設定は非共有になっていますが、共有設定を変更すれば、データのアドレスを教えるだけで、Googleアカウントを持っていない人もウェブ上でデータ見ることができます。編集設定も出来るので、相手がそのファイルを編集することも可能です。とても便利なツールなのです。

簡単！文字を抽出する方法

グーグルドライブのトップページから「Googleドライブにアクセス」をクリックします。（googleアカウントを登録していない人は登録作業をしてログイン状態にしておいてください。）

テキストを抽出したいデータが画像化されていることが条件になります。pdf等のデータではなく、画像データにする必要があります。
pdfなどのデータはスクリーンショットや写メを取って画像データにしておいてください。

今回こちらの画像化されてしまっている文字のデータで試したいと思います。

こちらのグーグルドライブの画面に、パソコン上のデータをドラッグ&ドロップすると、データのアップロードが始まります。
アップされたデータを選択して、右クリックし、「アプリで開く→googleドキュメント」を選択してください。

そうするとグーグルドキュメントのファイルが開きます。
文字情報が抽出され、データ化されています。

しかも、かなり正確です！

PDFのソフトにも文字抽出機能があるのですが、正確性が若干低めです。間違った文字を排出される率が高いです。
しかし、Googleドライブから抽出したドキュメントファイルは、かなり正確性が高いので、こちらを使用することをお勧めします。
(とはいえ、最終的な文字チェックは目視でしっかりしてくださいね。)

googleドキュメントの使用方法

さて、こちらのGoogleドキュメントのファイルですが、使い方がまだ良く分からない人は、ファイルのアドレスをコピーしてどこかにペーストしておいてください。これで、いつでも、このファイルにアクセスできます。しかし、初期設定は自分のアカウントでしかアクセスできません。
他のパソコンで見たい場合や、誰かと共有したい場合は、共有設定をしてください。

右上に「共有」というボタンがあります。
こちらをクリックすると設定画面が出てきます。右上にある「共有可能なリンクを取得」をクリックします。そうすると、画面が少し変わるので、グレーの下地の▼がある部分をクリックすると共有の詳細設定が可能です。

細かい設定方法は別で検索してもらうとして、一番簡単な共有設定は「リンクを知っている全員が閲覧可」です。こちらにしておけば、自分以外の人でもアドレスを知っていれば閲覧・編集ができます。

まとめ

いかがでしたか？これまでに画像文字をテキストデータ化してくれる有料ソフトもありましたが、Googleドライブを使用する方法だと、簡単で正確、しかも無料で画像文字をデータ化することが可能です。Googleは凄いですね。ありとあらゆることが無料で出来てしまう日が来そうですね。このような便利なツールを知る知らないでは、業務のスピードにかなり差が出ます。ツールを賢く使い、コア業務に集中する体制を作りたいですね。