70歳からの格安SIMのススメ|乗り換え手順を詳しく解説

「格安SIMにすると毎月の携帯使用料が半分以下になるらしい。」
と、最近では周知の事かと思いますが、「でもどうやって格安SIMに乗り換えればいいの?」「とても大変そう。」となかなか重い腰を上げられない方も多いかと思います。

特に高齢者にとっては、ショップの店員さんに難しい言葉を並べられるとよく分からないし、何か間違って自分の携帯番号や写真データなどの大事な情報が消滅してしまったらどうしよう。と不安になり、結局そのまま大手携帯キャリアから乗り換え出来ず、高い代金を払い続ける事になっている方も多いかと思います。

プラン等、かなりややこしく、全てを詳しく解説すると、結局敷居が上がってしまうので、前提条件を絞り、なるべく分かりやすくお伝えしていこうと思います。

目次

格安SIMとは?

ドコモ・au・ソフトバンクなど、自社でアンテナや基地局を持つ会社から設備を借りて安くサービスを提供する会社で契約したスマホを使う事を指します。

そして「SIM」とは、スマホの中に入っている電話番号や加入者情報が入っている核となるデータカードのことで、「格安SIM」は名前の通り、とても安い月額使用料で使用することが出来るSIMの事です。

格安SIM会社の種類

大きく分けて、大手キャリアのサブブランド(UQモバイル、Yモバイル)、楽天モバイル(第4のキャリア(自社設備を持つ)ですが、料金が安いので格安のくくりに入れております。)大手キャリア(通信業者)以外のMVNO「Mobile Virtual Network Operator」大手キャリアから回線を借りている会社に分けられます。

キャリアのサブブランド、楽天モバイルが料金が高めで、MVNOの方が安くなります。
前者はショップも多いので店頭でサービスを受けられるというメリットもありますが、それが逆に面倒な事になる場合もあります。例えば、不要なオプションプランを付ける事になったり、気がついたら高いプランで契約していたり。ただ、何か困った事があった場合のサポートは手厚いので安心と言えます。

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMのメリットはやはり月々の料金がかなり安いということです。大手キャリアのスマホと比べて半額以下に抑えられます。そして、契約期間や解約金の縛りが無いことが殆どです。
そして、格安SIMのデメリットは、実は結構あります。

1,キャリアメールが使えない。

キャリアメールとは、●●●@docomo.ne.jp のような、@以降に携帯会社ごとの名前が入っているようなメールアドレスです。こちらはどうしても移動することができないので、新たにメールアドレスを作り直す必要があります。

2,店舗が少ないのでサポートを受けづらい

筆者の場合、格安SIMにしてから困った事が何もなかったので、サポートを受ける機会がありません。高齢者の場合、スマホの設定方法で躓くことも多いと思いますので、大きな壁になってくるかと思います。

3,通信速度が大手キャリアに比べて遅い

こちらは、出先でSNSや動画を沢山見る人にとっては致命的かもしれません。しかし、LINEとメール、ネットでのちょっとした確認(乗り換え案内や地図を見る。お店を調べる)くらいの事しか使わない人の場合、全く気にならないレベルです。ちなみに通話の音質が悪かったり、通話中切れてしまったりという通話に関しての問題点は、3年以上使用しておりますが、感じた事はありません。

ここ大事!乗り換えして良い人の前提条件

さて、ここからですが、乗り換えして良い人の前提条件というものを提示します。こちらに該当しない方は、乗り換えすると大変不便になってしまう可能性があるので、とても大事な項目です。良くご確認ください。

1,キャリアメールを今後使わなくても良い人

キャリアメール(●●●@docomo.ne.jp のような、@以降に携帯会社の名前が入っているようなメールアドレス)は乗り換えた時点で消滅してしまいます。
LINEでは無く、携帯のメールで普段の連絡を取っている方は、乗り換え後のメールアドレスを予め制作しておいて(gmailが使いやすいのでおすすめです。)そのアドレスを事前に友人等に告知しておく必要があります。何故事前にやらなくてはならないかと言うと、後で新メールを使って、連絡した場合、キャリアメール以外のメールをブロックするセキュリティーを入れている方もいるので、メールが届かなくなってしまう場合もあります。ですので、念のため、乗り換え前にキャリアメールから告知する事をおすすめします。または、簡単な連絡はショートメッセージ(SMS・携帯の番号が分かればメッセージを送れる機能)を使うと便利でしょう。

また、LINEを使っていても、そのLINEを登録したメールアドレスがキャリアメールだった場合、新しいスマホに移行する際にLINEが使えなくなる可能性があります。そちらの登録も新しいメールアドレスに変更しておいた方が良いでしょう。この法則と同じく、もしキャリアメールを使って、ショッピングサイト等の登録を行っていた際、最悪使えなくなってしまう可能性もあります。ログインIDとパスワードをしっかり覚えていれば問題なく使い続ける事が出来る場合もありますが、もし、パスワードを忘れてしまった場合の再登録にはメールを受信してそこから再登録画面に行く必要があります。キャリアメールが消失してしまっている場合、その作業が不可能となります。なるべく登録に使っていたキャリアメールは、メールアドレス変更の手続きを事前にしておきましょう。

2,外で動画やSNSを頻繁に使わない人。沢山使う人でもWIFIに繋げる事が出来る人。

今までもさほどスマホを使わなかった人は、むしろ格安SIMに乗り換えた方が断然良いです。7000円前後かかるスマホ料金を1000円程に抑える事も可能です。ただ、沢山使う方は、外でのネット通信にもどかしさを感じる事が増えると思います。なかなか画像が読み込まれない事が多いです。文字情報を見る位でしたら、基本的には不自由はありませんので、乗り換えをオススメします。
特に、WiFiに繋げば、データ通信量が減らなくて済むので、安いプランで事足ります。

3,自分はインターネットやパソコンについて詳しいと自信がある人。または、詳しい人が近くにいる。

ここが一番敷居が高い部分だと思います。最初の難関は、現在使用しているキャリアから契約解除して他に乗り換えますよと伝えることです。ここで色んな引き留めにあいます。わざとややこしい事を言ってきたりします。ここを一蹴出来るかが肝になります。それと、無事に乗り換え出来たとしても、その後の各設定に躓く場合が多々あります。メールアドレスの設定や、LINE等のアプリの移行等。今まで使っていた携帯がガラケーの場合は、LINEなどのアプリを新規で入れると思うので、移行作業は最小限で済むので楽かもしれません。後は、自分の使っていたスマホをSIMだけ差し替えて使用する人も設定系は比較的スムーズに進むかもしれませんが、元のスマホのSIMロック解除作業など、余計な手間も発生します。ただ、SIMロック解除自体は難しい作業では無いのですが、忘れるとすぐに移行出来ない可能性がありますので注意です。

4,自分名義のクレジットカードを持っている

これから紹介するIIJmioはクレジットカードのみ対応してます。
契約を簡素化する事によって低料金を実現しているようです。

【高齢者向け】さらに難易度を下げる為にはどうするか。

1,詳しい人に乗り換え作業を手伝ってもらう。

難易度 ★☆☆☆☆

もし、お子さんがいらっしゃって、そのお子さんがIT系に詳しい場合、仲介業者的な立場になってもらうのが一番リスクが少ないです。もしお子さんがいらっしゃらない場合は友人や友人のお子さんにバイト代を支払ってでも乗り換える価値はあるでしょう。長期的にキャリアでの支払いを積み重ねていくと考えると、数十万単位の節約になるはずです。
バイト代1〜2万円払っても安く付くでしょう。そうすれば、お互い気持ちよく乗り換え手続きをすることが出来るのではないでしょうか?

この後、具体的な乗り換え方法を記載しますので、この記事を詳しい方に読んでもらえば、SIM乗り換えの経験が無くても移行作業は可能かと思います。

2,これから記載する乗り換え方法をそのまま真似してやってみる

難易度 ★★★★☆
この後の項目で具体的な乗り換え作業を示します。ただ、プランやMVNO会社の選定をすると膨大な選択肢が出てきます。なので、1つに絞ります。この1つの乗り換え方法に条件が合わないという方は、自分だけで移行作業を行うことはオススメしません。

【実践】格安SIMへの乗り換え手順 【メール準備編】

前述しておりますが、キャリアメールが使えなくなるので、新しいメールアドレスを制作しておく必要があります。キャリアメールを全く使っていない人はもちろん問題ありません。メールアドレスで連絡を取り合っている友人には、今後ショートメッセージ(SMS・携帯の番号が分かればメッセージを送れる機能)で連絡を下さいと伝えるのも良いかと思います。携帯番号は変わらないので、短い文章をやりとりするのであればとても便利です。

アプリや、ネットショップでキャリアメールを登録している人は、GMailで新しいアドレスを作る事をオススメします。スマホにアプリを入れて、簡単に管理できます。詳しいやり方は検索すると沢山出てくるので参考にやってみてください。
新しいメールアドレスを制作したら、乗り換え前に必ず、キャリアメールで登録していたアプリやネットショップ等のメールアドレスの変更作業を行ってください。乗り換え後にはそのアプリ等が使えなくなってしまう恐れがあります。

【実践】格安SIMへの乗り換え手順 【新スマホ準備編】

1,スマホを新しく購入してそちらに格安SIMを入れる場合

iPhoneの場合、Appleショップの店頭で購入するかネットショップから購入するとSIMの入っていないスマホが手に入ります。Androidの機種も楽天などのネットショップで購入可能です。一応、SIM入っていないものか確認してみてください。ネット上には「白ロム」と呼ばれるSIMカードの入っていない中古スマホも売ってますが中古は色々とリスクがあるので、正規ショップから新品購入する事をオススメします。

2,現在使用しているスマホに格安SIMを入れ替える場合

現在SIMフリースマホなのか、SIMロック解除可能スマホなのかを確認する必要があります。スマホのスペック(製品番号や製品名と発売日等)をチェックして、SIMの差し替えが出来るかを調べておく必要があります。こちらはスマホメーカーサイトに記載があると思うので調べてみてください。SIMフリースマホであれば、何もしなくて大丈夫です。SIMロック解除をする必要があるのですが、ソフトバンクの場合はネット上(My SoftBank)で簡単に行えますが、iPhone以外のスマホの場合、新しくSIMカード挿入時に解除コードが必要らしく、結構ややこしそうなので、注意が必要です。

3,MVNO会社が販売している格安SIM入り携帯(新品・中古格安スマホ)を購入する場合

こちらの方法が一番簡単で安全です。今回解説するIIJmio(アイアイジェーミオ)は種類も豊富に取り扱っております。端末を購入すればSIMが挿入された状態で届きます。後は開通の手続きをするだけでOKです。

【実践】格安SIMへの乗り換え手順 【手続き編】

上記の準備が済んだら早速乗り換え手続きを行います。
今回は私が使っているIIJmioでの手順をお伝えします。(これまで高齢の母を含む3人の乗り換えを経験しました。)
格安SIMへの乗り換え手続きにはMNP番号が必要になります。MNP(Mobile Number Portability)とは、通信会社が変わっても以前使っていた携帯番号をそのまま引き継げる仕組みです。このMNP番号を取得する為には、現在使用している携帯キャリアへ連絡します。この作業は本人しかできません。代理人が行う事は不可能です。窓口でもできますが、待ち時間や引き留めに対面で合ってしまうとなかなか断りにくくなってしまうこともあるので、電話で行うことをオススメします。

電話にて、MNP番号の取得をしたいです。と伝えます。そうすると受付の方の口調が少し引き締まるのが分かるでしょう(笑)
ここから怒濤の引き留め作戦が開始されますが、心が揺れないようにしてください。
例えば、2年縛りの契約期間の更新時期以外の場合、解約金がかかります。もちろん、更新時期に乗り換え作業が出来れば理想ですが、思い立ったが吉日!のときは大体契約期間のまっただ中。解約金が発生しても今後の安くなる月額費用ですぐにチャラにできるので、そこは解約金を払いましょう。そして、解約を思いとどまった方には20000万ポイントを差し上げます。今回特別です。などのような提案をしてくる場合もあります。こちらも強い意志で断ってください。私の母(当時75歳)も色々な引き留めにあったのですが、「娘に任せているので」というと、窓口の方は戦意喪失するみたいなので、そのように言うこともオススメです。
お金が多くかかってしまう!とびっくりするかもしれませんが、格安SIMに変えればどんなに長くても1年でこれまでよりも料金が浮くことになりますのでご心配いりません。

詳しいMNPの流れはこちらのサイトを参考にしてみてください。

格安SIMにMNP転出・転入する方法MNPとは?格安SIM乗り換え時の手続き方法

窓口スタッフの方が引き留めを諦めるといよいよMNP番号を発行してもらえます。
発行してもらった番号を口頭で教えてくれるので、メモを取ってください。10桁の番号と有効期限です。この10桁の番号があればもう乗り換え出来る状態になります。

SIMロック解除が必要な方はこのタイミングで行うとよいでしょう。

注意点
NMP番号には有効期限があります。(約15日)期限を過ぎると再び番号を取得する必要があるので、この期間に早めに移行作業を行う必要があります。スケジュールをしっかり立てておきましょう。有効期限が過ぎると乗り換えが出来ないというだけで乗り換え前のキャリアでそのまま使用出来ますので心配いりません。

【実践】格安SIMへの乗り換え手順 【移行作業編】

IIjmioのサイトから、手続きを行います。新しくスマホを購入する人はなるべく早く手元に用意しておいてください。15日の有効期限の間に手続きを完了させたいので、NMP番号を取得するタイミングくらいに手元に届くように購入しておくことをお勧めします。

IIJmio トップページ

格安SIMのIIJmioサイトIIJmio

SIM(SIM入り携帯)が送られてくるまで3〜4日間かかります。NMP番号を取得したらすぐにサイトで契約手続きをすることをオススメします。(端末セット購入だと1週間ほど)

プラン選択

色々あるのですが、通話が出来て、SMSが使えて、インターネットが使えるという、今までと同じ使い方をする方は「音声SIM」を選択してください。2ギガ、4ギガなどは、wifiに繋がっていない環境でどれだけネットを使用するかでご判断ください。特に殆ど使用しない方は2ギガプランで十分でしょう。月額858円ということになります。プランは途中からでも変更可能です。

プラン選択
キャンペーン期間を過ぎると容量は元のプランのギガ数に戻ります。

申し込み手続き

サイトの右上にある「ご購入・お申し込み」ボタンを押します。

乗り換え必要書類

最初にこちらの画面が表示されます。
申し込みには以下のものが必要です。ご準備はお済みでしょうか。
クレジットカード情報、本人確認書類、NMP予約番号と有効期限、キャリア以外のメールアドレス(GMail等)
下にある、「量販店やオンラインショップなどで、事前支払いされたものはありますか?」の質問は、心当たりが無ければ左の「事前支払いしたものはない(通常)」で大丈夫です。

乗り換えなので、他社から乗り換え(MNP)を選択してください。
(ちなみにまったく違う電話番号になってもよい場合は新規契約をすればスムーズです。キャリアは普通に解約すれば良いだけなので。)

格安SIM手続き画面

端末とセット購入の場合は「端末とSIMのセットを購入する」を端末は自分で用意する。またはキャリアで使用していたものを使う場合は「SIMだけを購入する」を選択してください。

SIMカードの種類は「音声通話+SMS+データ通信」を選択してください。

料金プランはお好みのギガ数を選択してください。

格安SIM乗り換え手続き方法

「SIM だけを購入する」を選択した方は「つながる端末保証」を付けるか選択が出てきますが、どちらでも良いです。
docomo、au回線の選択に関してですが、ご使用の地域によっては、キャリアの回線が弱い強い地域があるかもしれません。都市部にお住まいの方であればどちらでも問題ないでしょう。通話定額は、電話をよく使う方は付けても良いかもしれません。その場合、専用のアプリをスマホにダウンロードする必要があります。

利用者はどなたですか?の質問は「契約者本人」にしてください。

SIM申し込み画面

転入元の電話番号の名義人はSIMの利用者と同じですか?
の選択は「SIM利用者と同じ」にしてください。同じでないと色々とややこしいことがあります。今回は簡単のりかえ方法のご案内なので、説明は本人が契約・使用する条件に限らせて頂きます。

MNP予約番号入力画面

その後、契約者の情報を入力し、MNP予約番号と有効期限を入力します。

IIJmio会員登録

mioIDを制作します。プランの変更や登録情報の変更は全てサイトから行います。

ここから先の作業は、実際に新規契約者でなければ入れないので説明は割愛します。
オプションプランの選択画面も出てきます。留守番電話、通話かけ放題など、様々なプランがあります。ご自由にご選択ください。
もし、手続きを進めて躓く事がでてきた場合は、チャット問い合わせをする事をオススメします。

IIJmio チャット

電話対応もありますが、繋がりにくかったり時間がかかります。
チャット問い合わせは、かなりスムーズに分からないことを確認することが出来るので、私は何回も利用しました。(キャリア側での契約解除法やスマホの使い方、機種変更等はお答えできません。あくまでも答えてくれるのはIIJmio契約方法やsimの開通方法などです。)

乗り換えにかかる総費用

キャリアや条件により多少前後しますが、大まかな手数料は以下の通りです。

IIJmioで発生する手数料

初期費用約3000円(キャンペーンで0円の時もあります。)
SIMカード発行手数料  約約400円
端末セットの場合端末料金 

キャリアで発生する手数料

MNP転出手数料 約2000円〜3000円
2年契約プラン解除料 その携帯の契約時期によって、違います。1000円〜約10,000円
分割払い中の端末残債 契約により違います。乗り換え後も端末残債のみ支払い可能です。

月額

おそらく初回請求は、初期費用と月額費用になりますが、翌月移行は、基本料金のみ(オプションを付けていたら、プラスオプション料金)になります。一番安い方は月額858円(税込)で済むことになります。(2021年9月現在)

格安SIMへの乗り換え手順 【スマホ設定編】

約3〜4日でSIMが届きます。

SIMカード
このようにSIMカードが届きます。乗り換えするスマホのSIMトレイを商品に同胞されていたSIM取り出しピンで開け、トレイにあったサイズで切り離します。
(SIM取り出しピンを無くしてしまった場合は、クリップの先を棒状に伸ばして代用可能です。)

SIMをスマホに入れる


このiPhone8の場合、金属面を下にして入れます。

開通はスマホにアプリ(IIJmioクーポンスイッチ「みおぽん」)をインストールして設定作業を行います。(開通方法は変更になる可能性があるので、郵送で届くSIM開通手続き書類を参照してください。)何も問題が起こらなければ10分ほどで終了しますが、念のため、携帯を使う予定が無い時間帯に開通手続きを行うことをオススメします。

いつまでも圏外になって、開通出来ていない様子の場合、スマホの電源を入れ直して再起動してみてください。
私は過去3回、移行手続きを行いましたが、毎回再起動が必要でした。

ここでも何か分からない事が発生した場合、IIJmioのチャットがかなり使えます。
チャットの対応時間内にSIMの開通作業のスケジュールを組む事をオススメします。

【番外編】新しいスマホにアプリを入れる

キャリアで使用していたスマホのSIMを入れ替えただけの方は、新しいメールアドレスの設定、SIM開通時の設定アプリを入れるだけの作業で済みますが、今回新規にスマホを購入した方は、スマホにこれまで使用していたアプリを入れる作業がとても骨の折れる作業になってきます。もし新しいスマホを先に手元に用意出来る方は、SIMカード到着までの間に、スマホをWiFiに繋いでLINEやメールアプリを入れたり、使用方法を確認しておくことをお勧めします。
スマホの使用方法は、機種によって違う場合や、iOS(iPhone)やAndroid(iPhone以外)で異なります。ご自身がこの辺りの機器に詳しくない場合、身近のお友達や家族が持っている機種と同じ物を使用する事をオススメします。全く同じでなくてもiPhoneかAndroidとOSが同じであれば使用方法も大体同じかと思います。(個人的な意見ですが、ラクラクフォンはあまりオススメしません。使い方がかなり違うのでこちらもあまり良く教えられませんでした。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回の記事は決してIIJmioの広告ではありません。本当に快適にお安く使わせて頂いておりますので紹介させて頂きました。

条件を絞り、かなり簡潔に説明したつもりでしたが、かなりの文字数になってしまいました。それほど、格安SIMへの乗り換えはややこしく大変な作業だということになります。
しかし、ここを乗り越えれば、年間でかなりの料金が節約できることになります。
私は夫婦と子供1人のスマホ3台で月額4000円程です。3人合わせて4000円です。(ファミリープランにしてます。留守番電話や通話料が多いので、もっと安くなる方もいるかと思います。)

ちなみにキャリア時代の夫婦二人での携帯使用料金は毎月約18,000円程でした。今回、子供は新規SIMだったので、単純に夫婦二人での使用量の差を出せませんが、この数字を見ると、お得な事は明らかかと思います。

そして、IIJmio使用者は、私を含む家族3人と、実家の高齢の母、計4人おりますが、ランチタイムに外出した時に、ネットの画像の読み込みに時間がかかるという事以外、特に動作も問題無く大変快適に使用しております。

今回、70歳からの格安SIMのススメというタイトルで記事を書いておりますが、私の母は77歳です。75歳の時にauのガラケーからSIMフリースマホをアップルサイトから購入してiPhone生活が始まってますが、特に問題無く使えているようです。
ただ、やはり、困ったときに教えてくれる誰かは必要だと感じております。
もし、敷居が高そうだ。分からない。と感じた方は、こちらの記事を見て内容が理解出来る方を探してみてください。
そして、お礼をお支払いしてでも、乗り換えを手伝ってもらう価値は非常に高いと思います。

※格安SIMへの乗り換え方法は突然変更される場合がございます。ご了承ください。

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