イラストを上手に描く4つのポイント|ツムツムイラストの書き方で見る
LINEゲーム「ディズニー ツムツム」が依然大人気です。2014年1月に配信開始されたこのゲームですが、2021年の現在も大人気のヒットスマホゲームです。
かわいいツムツムのディズニーのキャラクター達は、様々なグッズになってお店でも見かけます。
そんなツムツムのキャラクターを簡単に描くことができたらクラスでも人気者になれてしまうかもしれませんね。
ということで、これを押さえれば絵が苦手でも簡単に書けてしまうという4つのポイントをツムツムのキャラクターで論理的に解説していきたいと思います。
目次
ポイント1:まずは大枠の円(えん)と足を書く
ツムツムのキャラクターには基本形があります。「丸い円の顔の下に二本の足がちょこんと出ている。」ここを押さえれば70%は完成したようなものです。
なので、下書きで、丸と足を書きましょう。
この形をベースに上に耳や髪の毛を付け加え、描いていけば大きく崩れることはありません。
もうこれだけで、ミッキーとグーフィーっぽさが出ていますね。
顔の円の周りに装飾することによって、キャラクターっぽさが出てきます。
ポイント2:パーツの位置が重要!バッテンで基準を作る。
耳や髪の毛などの外観は多少違っていても大丈夫です。問題は顔のパーツです。
ツムツムだけでなく似顔絵などの絵を書くときに重要なのは、比率です。デフォルメされたイラストは、「目、眉、鼻、口」という顔のパーツの形はほぼ同じものを使うことになります。こと、ツムツムに関しては、目はほぼ同じ丸型、鼻も3パターンくらいの楕円になります。キャラクターの個性の変化を付けるのに重要なのは、その「位置」になります。
同じパーツを使っても、位置を変えることによって、顔の印象はかなり変わります。
この例の通り、同じパーツを使っていても、その位置とパーツの角度で印象が全然違いますよね。
ツムツムのイラストですが、大体のキャラクターの目と鼻は、顔の中心より下に位置しています。なので、参考にするツムツムの絵に分かりやすいように十字の線を付けてみましょう。
バッテンの線を参考に目と鼻の位置を見ます。これを見ると分かりますが、ツムツムの大体のキャラクターの目と鼻は中心より下に位置しています。わかりやすいようにもう少し細かく線を引く必要があります。この増やした十字線を参考にパーツの位置を見ながら実際に書いてみましょう。
もうこれだけでツムツム感でてますね。
これに当てはまらない目と鼻の位置のキャラクターもいますが、その時はまたバッテン十字を書いて、位置を調べれば良いのです。
さて、これで、基本形は出来ました。
ポイント3:他の要素を追加する
輪郭、足、目、鼻を書いたら、最後に周りの要素を付け加えていきます。簡単なキャラクターであれば、これで完成します。ポイント2までしっかり押さえて書いていれば、この最終要素が多少違っていてもなんとなく似せて書くことができます。
マジックで清書して、下描きの鉛筆線を消し、色を付けて完成です。
ミニーちゃんを書きたい場合は頭の上にリボンを乗せて、まつげをちょんちょんと描いてあげればOKです。簡単ですね。
ポイント4:難しいキャラクターは、比較線を引く
実は、以外と難しいキャラクターがいます。
例えばスティッチですが、一見簡単そうにも見えますが、目と黒目の割合がズレるとちょっと違うものに見えてしまったりします。そんなときは、また線を引いてはかります。
このように、パーツの位置、幅を他のパーツと比較して測って割り出します。慣れると線を引かなくても目検討で出来ますが、それが出来たらかなりの上級者なので、まずは線を引いて比較してみてください。建築の図面を起こす感覚と似てますね。
他のキャラクター
他のキャラクターも同じ様に線を引いて、書いてみましょう。
グーフィー
鼻の大きさと目の寄り具合がポイントです。
チップ
チップとデールの見分け方、わかりますか?
マリー
ぽっぺの毛と大きな耳とリボンが特徴的です。
まとめ
いかがでしたか?ツムツムの絵に限らず、どんな絵でも、上手な人は、上記の様な比較計算を頭の中で自然と行っています。この理論を理解していれば、絵が上手になると思います。
普段の何気ないお絵かきの時も、パーツの「比率」「配置」を気にしてみてください。
ぜひぜひ習得してみてくださいね!
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